理想の土地はありません | 家づくりで大切なこと−代表前田のノート

今回も土地のお話です。

突然で申し上げにくいのですが、

100％要望を満たした「理想の土地」は

まずありません…

土地から家づくりをされる場合に、みなさんは

「どこかに安くていい土地はないかな？」と

考えて土地を探すと思います。

でも、そんな都合の良い土地は待っても、

探してもありません。

なぜ理想の土地はないか？を簡単に説明しますと…

①まず土地の売買は「土地を売りたい人(地主)」と

「土地を買いたい人」の取引です。

地主さんは1円でも高くその土地を売ろうとします。

また買う方は1円でも安くその土地を買おうとします。

②また、土地にはおおよその「相場」があって、

人気のエリアの土地の「坪単価」は、

周辺の土地より数万円高いですし、

人気のないエリアの土地はその逆です。

③人気がある土地をわざわざ値段を下げて地主さんが

売ると思いませんよね？

でも、たまに相場より安い土地があったりしますが

「絶対」に何か理由があります。そもそも、

誰も買い手がつかないから相場より安いんです。

なので、申し上げにくいのですが…
「価格が高くて悪い土地」も

「価格が安くて良い土地」なんてないんです。
ご理解いただけましたでしょうか？

でも…もし仮に万が一相場より安くていい土地が

あったとしますよね？
そうすれば真っ先に、

その情報に触れる「不動産屋さん」が買って、

そのエリアの相場で売り抜けますよね。

だから一般の人には、

うまい話は滅多にまわってこないんです。

だから、前回のブログのコツを掴んで、

納得のいく土地を探して＜購入を決める＞基準として
僕がお勧めするのは、欲しい土地の条件の60～70％

満たしていれば、購入を進めます。
えっ、でも100％には足りないと思いますよね？
だから、残りの30％～40％を建物（お家）で

フォローして、土地建物で「100％のお家づくり」を目指します。

もちろん土地以外の諸条件があるかと思いますが、

土地探しをされる方へ、一つの基準として

アドバイスさせて頂いています。ご参考にまで。

さらに詳しく話を聞きたい！という方は