最近、SDGsとかサスティナブルについて会話をすることがあって、僕が思うことを少し、、、
今、一般的に家づくりって、動線とか収納とか使い勝手や気密や断熱など、、、便利とか機能とか、まずそれを満たすことが、家づくりの基準になっています。
たとえば、機能性の優れた自分に都合のいい家を建てたとします。でも人って新しい不便なところをすぐ見つけて、その不便さを解消するために新しい便利を求めてしまいます。
だから、「家は3回建てないと、、、」的な話があるのでしょうね。
でも、家づくりをするときに便利さや機能だけにとらわれず、自分たちの価値観とか大事に思うものを家づくりの真ん中において考えると、「好き」が続く家になり、それが「愛着」にかわります。
そんな家は、たとえばちょっと不便なところも出るでしょう。グズグズする時もあるでしょう。でも「なんか好き」な家は、もし不便さや機能性に不満に思うことがあっても、その不備を超える「愛着」が湧いて、きっとその家を大事に扱いたくなると思います。
そうすれば、「家は3回建てないと理想の家にならない」とはならないと思います。
僕は、人が「家」や「モノ」を大切に大事に扱いたいとか、使いたいって思うものをつくることが家づくりの一番大切な部分だと思っていますし、そういう想いでモノをつくることが本来の持続可能な家づくりだと思っています。