お家づくりにおいて、性能、スペックは気になるところですよね。 耐震や断熱、、、などなど
お家を建てる際には、高い性能や品質を求めることが大切です。高性能や高品質を謳う住宅会社の商品がたくさんありますが、その性能や品質を担保するものは何かご存じですか?使う材料が良ければOK、、、ではないって?
当然のことですが、意外と見落としがちなことです。どういうことか?というと、、、住宅性能や品質をきちんと確保するためには、「良い材料」を「正しく施工する」ことで最大限の性能を発揮します。
たとえ材料の性能がメチャメチャ良くても、その材料を適切に施工することやその工事に必要な工事期間を確保する「工程管理」が適切でないと性能や品質がしっかり確保できないということです。
たとえば、「1年間にその住宅会社が建てるお家の数」と「丁寧な工事」の関係は一概には言えませんが、一般的には以下のような傾向があります。
年間着工棟数が多い住宅会社の場合、限られた人数や期間内に多くの工事を完成させるため、工事期間が短くなることがあります。
それは、工事期間や打ち合わせの手間など効率的に進めるため、「規格住宅」のように決まったカタチに規格化されていたり、コストを抑えるために手間をなるべくかからない仕様にしたりすることで可能にしています。
しかし、限られた人数や職人さんで多くの現場を受け持つため、現場は慌ただしく、施工精度や品質管理に不備が生じる可能性が高まります。
一方、年間棟数が少ない住宅会社の場合は、時間をかけて細かなチェックや準備ができるため、より丁寧な施工が期待できる傾向があります。
ただし、これはあくまで一般的な傾向なので、住宅会社やそれぞれの現場によっても異なるので誤解しないでくださいね。
年間棟数が多いからといって必ずしも工事が雑になるとは限りませんし、たくさん建てているから安心というものでもないです。
もちろん住宅会社によって会社の規模が違うため、無理な工期や手抜きをせず責任をもって、丁寧に建てることができる棟数はそれぞれ異なります。
「木造住宅だからどこの会社も一緒でしょ!」ではなく、お家の性能は住宅会社の施工技術によって「バラツキ」が必ずあります。高い技術を持った技術者とその工事の工程が適切に行えるか、工事前から計画を立て、細部にわたって管理することがとても大事です。
住宅会社の品質管理や現場の施工精度によって、建物の性能や品質は大きく左右されます。そのため、信頼できる住宅会社を選ぶためには、現場監督や工事の質にも注目することが「お家を建てた後」にも影響するとても重要なポイントです。
新築のお家は、ハウスメーカーであろうが注文住宅、建売住宅に限らず、建ってすぐの内覧会や見学会は、どんな会社も見かけはピカピカでキレイです。
いいですか?高知で建っているお家は、大手ハウスメーカーも僕たちのような工務店もすべて「高知の職人さん」が建てています。なのに、こんなに金額や技術の「差」があるのは何でしょうか?詳しいことは前田までお尋ねください。詳しくご説明させていただきます。
大工さんや職人さんの「腕」も大事ですが、その「腕」を最大限発揮してもらう方法があります。僕はその「施工」に関して、現場の技術以外で、とても大切にしていることがあるんです。
それを次回お伝えできればと思います。
家づくりの知識を高めましょう!