生活のカタチが多様化する今、考える暮らしの「豊かさ」についてです。
昔は、結婚をすれば結婚式を挙げて、新婚旅行で海外に行き、新車を買って、マイホームを建てるのが当たり前でした。でも今は違います。今は2023年、令和です。
賃貸に住む人も家を買いたいけど、そんな余裕が無い、買う勇気なんて出ない!ということで別に賃貸を好き好んで住んでいないと思います。また、注文住宅なんて考えている人も同様に少ないです。
家づくりには、どんな家であれ必ずメリットデメリットがあります。弊社でも得意、不得意があります。でも住宅会社のモデルハウスに行ったら営業マンに質問しなくても矢継ぎ早にメリットを押し付けてきます。リピート買いが無いこと、お客様との家づくりの情報の差が非常に大きい(家づくりに詳しいお客様はほとんどいない)ことを逆手に取ってメリットだけを並べる営業トークをしています。何なら他社比較でメリットを強調します。
一生に一度の買い物だから、契約させたら勝ちだからです、、、
家づくりって何のためにあるんですかね?
家づくりって「家族と幸せな暮らしをするため」にあるんですよね。
僕たちがしている家づくりだけが、家づくりの全てではないし、常に家づくりを客観的に考えたいと思っています。
例えば、変な広告を見つければこれはおかしい、と正直に言えるようにいたいと思います。
今の時代、「家」を何とか建てようとしている人に対して、他社を下げて比較して自社の家づくりを強要する情報を提供する会社や担当者はどうなんでしょうか?
予算はあまり掛けられないから寒いけどけど、家族仲良く「寒いよね」って一緒に暮らす家づくりもそのご家族が理解、納得していれば幸せな暮らしだと思うし、どうしてもこだわりたいから小さくてもいいから自分だけのオーダーの家づくりをしたいも、そのご家族が「その価値がある」と思ったら建てればいいんです。
どういう家づくりであれ自分たちが納得して選ぶ家づくりができるように、僕はできるだけ公平に家づくりについて知ってほしいし、メリットデメリットを知って理解して欲しいと思っています。
業界全体にもっとそういう情報発信が増えれば、もっと家づくりがハッピーになると思いますし、家づくりが今までと違う新しい豊かな暮らしのコンテンツになると信じています。