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蓄電池 安いランキング|1kWh単価と停電時の出力で6機種を比べる

蓄電池を安い順に並べたランキングです。高く買わされたくない人向けに、1kWhあたりの価格と停電時の出力・保証を1つの表にまとめました。国のDR補助金が終わった今、見積もりを見比べるときの物差しが分かります。

蓄電池 安いランキング|1kWh単価と停電時の出力で6機種を比べる

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この記事の結論

1kWhあたりの相場がいちばん安いのはハンファENERICH(19.8kWh)の約12.1万円です。ただ、販売店の一覧に載っている出力の表記は機種によって約5倍の差があります。停電時の出力と明記されているのはハンファの2.0kWだけなので、停電時の値は見積もりで確かめてください(2026年11月時点、販売店の相場から計算)。

  • とにかく単価を下げたい、停電中は冷蔵庫と照明が動けば十分 → ハンファENERICH
  • 一覧の出力表記が大きい機種を見たい(停電時の値は要確認) → ファーウェイLUNA2000(21kWh)
  • 保証の長さを優先したい → 長州産業スマートPVマルチ

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夜、スマホで蓄電池の見積もりを見比べていると、120万円の話もあれば250万円の話もあります。同じ「蓄電池」なのに、なぜこんなに違うのか。

理由は単純です。容量(ためられる電気の量)が違えば、値段も違うから。だから総額ではなく「1kWhあたりいくらか」で比べます。kWh(キロワットアワー)は、電気をためるバケツの大きさのこと。私は見積もりを見るとき、最初にこの割り算をします。

設計士のソラ
設計士のソラ

総額だけ見て『安い』『高い』と決めるのはもったいないんです。まずバケツの大きさで割ってみると、見積もりの見え方が変わりますよ。

この記事の目次
  1. 蓄電池は1kWhあたりいくら?安い順の比較表
  2. 選定基準
  3. 1位|ハンファENERICH(単価がいちばん低い)
  4. 2位|ファーウェイLUNA2000(一覧の出力表記が大きい)
  5. 3位|京セラEnerezza PlusⅡ(保証の中身がはっきり書かれている)
  6. 4位|ニチコン(種類が多いメーカー)
  7. 5位|住友電工POWER DEPO R(自立出力6.0kVAで中くらいの容量)
  8. 6位|長州産業スマートPVマルチ(機器保証20年)
  9. 番外|パナソニック創蓄連携システムTは定価でいくら?
  10. 安い蓄電池を選ぶとき、迷いやすいのはどこ?
  11. 蓄電池の補助金は今も使える?国のDR補助金は受付終了
  12. 蓄電池を安く買うには?同じ条件で2〜3社に見積もりを頼む
  13. Q. 蓄電池は1kWhあたりいくらなら安いと言えますか?
  14. Q. 容量が大きいほど1kWhあたりの価格は安くなりますか?
  15. Q. 安い蓄電池は何が違うのですか?
  16. Q. 蓄電池の国の補助金は今も申請できますか?
  17. まとめ

蓄電池は1kWhあたりいくら?安い順の比較表

1kWhあたりの相場は、6機種の中で約12.1万円〜15.2万円です(2026年11月時点、販売店の相場から計算)。下のグラフが安い順、表が機種ごとの中身です。

1kWhあたりの相場(万円) ¥ ハンファ 12.1 ファーウェイ 13.3 京セラ 14.0 ニチコン 14.1 住友電工 14.6 長州産業 15.2

順位 機種(容量) 相場(工事費・税込) 1kWhあたり 出力の目安 機器保証/自然災害補償
1 ハンファENERICH(19.8kWh) 240〜250万円台 約12.1万円 通常5.9kW/停電時2.0kW 15年/10年
2 ファーウェイLUNA2000(21kWh) 280〜290万円台 約13.3万円 10.5kW 15年/10年
3 京セラEnerezza PlusⅡ(17.1kWh) 240〜250万円台 約14.0万円 4.5kW 15年/10年
4 ニチコン(19.9kWh) 280〜290万円台 約14.1万円 5.9kW 15年/10年
5 住友電工POWER DEPO R(13kWh) 190〜200万円台 約14.6万円 6kW 15年/10年
6 長州産業スマートPVマルチ(16.4kWh) 250〜260万円台 約15.2万円 5.9kW 20年/10年

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相場と保証は、販売店「エコ発電本舗」の価格一覧にある数字で、メーカーの希望小売価格ではありません。

1kWhあたりは、私が「相場の下限÷容量」で計算しました。出力は一覧の表記のまま。停電時の値と明記されているのはハンファだけで、ほかの機種は停電時の値かどうか一覧からは分かりません。

選定基準

選び方の基準:各メーカーで一番大きい容量のモデルを1つずつ選び、1kWhあたりの相場が安い順に並べました。容量の小さいモデルは単価が上がるので混ぜていません。報酬の額で順番は変えていません。

1位|ハンファENERICH(単価がいちばん低い)

ハンファジャパンの公式サイトのトップページ
ハンファジャパンの公式サイトのトップページ(q-cells.jp・2026-11-05時点の画面)
こんな人に
大容量をできるだけ安く入れたい人
確認しておきたい点
停電時の出力
1kWhあたり
約12.1万円

19.8kWhで相場は240〜250万円台。一覧の中では、1kWhあたりの単価がいちばん低い水準です。

販売店の一覧では、停電時の出力は2.0kWと書かれています。冷蔵庫、照明、スマホの充電なら足りる大きさ。エアコンとIHを同時に動かしたいなら、見積もりの段階で販売店に「停電時に使える回路と出力」を聞いておきましょう。

2位|ファーウェイLUNA2000(一覧の出力表記が大きい)

ファーウェイLUNA2000の公式仕様ページ
ファーウェイLUNA2000の公式仕様ページ(solar.huawei.com・2026-11-05時点の画面)
こんな人に
出力の大きさも比べて選びたい人
確認しておきたい点
停電時の出力と置き場所の広さ
1kWhあたり
約13.3万円

21kWhで相場は280〜290万円台。販売店の一覧の「出力」は10.5kWで、表の中で一番大きい数字でした。

1位との単価の差は、1kWhあたり約1.2万円。一覧の出力表記では、1位の停電時2.0kWと比べて約5倍の数字です。ただしこの10.5kWは停電時の値とは書かれていないので、同じ土俵の比較ではありません。

停電中にエアコンも回したい家庭は、まずこの機種の停電時の出力を販売店に聞いてみるのがよいと私は思います。公式の仕様では、定格21.5kWhのうち実際に使える容量は20.7kWhです。

3位|京セラEnerezza PlusⅡ(保証の中身がはっきり書かれている)

京セラEnerezza Plusの公式製品ページ
京セラEnerezza Plusの公式製品ページ(kyocera.co.jp・2026-11-05時点の画面)
こんな人に
保証の条件をきちんと読んで選びたい人
確認しておきたい点
長期保証の申込期限
1kWhあたり
約14.0万円

17.1kWhで相場は240〜250万円台です。

京セラの公式ページには、機器15年・自然災害10年・容量15年の保証が並んでいます。見落としやすいのは、引き渡しから1年以内に長期保証の申込書を出さないと、機器保証が1年になる点。契約のとき、誰が申込書を出すのかを決めておくと安心です。

4位|ニチコン(種類が多いメーカー)

ニチコンの家庭用蓄電システムの公式ページ
ニチコンの家庭用蓄電システムの公式ページ(nichicon.co.jp・2026-11-05時点の画面)
こんな人に
型番まで比べて、自分の家に合う1台を選びたい人
確認しておきたい点
型番ごとの容量
1kWhあたり
約14.1万円

19.9kWhで相場は280〜290万円台です。

ニチコンは種類がとても多いメーカーです。公式ページだけでも、トライブリッド・ハイブリッド・単機能のシリーズが並びます。

見積もりには型番まで書いてもらい、容量と出力を照らし合わせてください。

5位|住友電工POWER DEPO R(自立出力6.0kVAで中くらいの容量)

住友電工POWER DEPOの公式ページ
住友電工POWER DEPOの公式ページ(sumitomoelectric.com・2026-11-05時点の画面)
こんな人に
大きすぎない容量で出力も欲しい人
確認しておきたい点
7.7kWhを選ぶと単価が上がる
1kWhあたり
約14.6万円

13kWhで相場は190〜200万円台。総額で見ると、この表でいちばん手が届きやすい機種でした。

公式ページでは、容量は7.7kWhと13.0kWhの2種類。停電時に使える自立出力は6.0kVAです。総額は200万円以内、でも停電中の出力は削りたくない。そんな人にぴったりのバランスだと思います。

6位|長州産業スマートPVマルチ(機器保証20年)

長州産業の蓄電システム製品一覧ページ
長州産業の蓄電システム製品一覧ページ(cic-solar.jp・2026-11-05時点の画面)
こんな人に
長く使う前提で保証を重視する人
確認しておきたい点
容量の種類が多い
1kWhあたり
約15.2万円

16.4kWhで相場は250〜260万円台。単価は6機種の中で一番上ですが、販売店の一覧で機器保証20年なのはこの機種だけでした(ほかは15年)。

1位との差は1kWhあたり約3万円で、そのぶん保証が5年長い計算です。10年以上住み続ける家なら、私はこの差を「保険料」と考えて十分ありだと思います。

読者

パナソニックが入っていないのはなぜ?

設計士のソラ
設計士のソラ

販売店の一覧に相場が載っていなかったからなんです。代わりに公式の定価があるので、次の番外で並べ方を変えて見てみますね。

番外|パナソニック創蓄連携システムTは定価でいくら?

パナソニック創蓄連携システムTの発表ページを見る(news.panasonic.com)

パナソニック創蓄連携システムT(9.7kWh)の希望小売価格は、税込・工事費別で合計4,662,900円(2025年9月24日発表)。容量で割ると、1kWhあたり約48.1万円です。

上の表の約12〜15万円とは、かけ離れて見えますよね。これは「定価」と「実際の見積もり相場」の違いから来ています。同じ販売店の一覧でも、ハンファ19.8kWhは定価487万円、相場は240〜250万円台でした。

定価と相場は混ぜて比べない。 ここだけ覚えておけば十分です。自立出力は定格5.5kVAです。

安い蓄電池を選ぶとき、迷いやすいのはどこ?

迷いやすいのは、出力・小さい容量の単価・実効容量の3点です。単価が安いからといって、ほかの中身まで同じとは限りません。

一覧の出力表記(kW) ハンファ 2.0(停電時) 京セラ 4.5 ニチコン 5.9 住友電工 6.0 ファーウェイ 10.5

  • 出力: 容量はバケツの大きさ、出力は蛇口の太さ。バケツが大きくても蛇口が細いと、エアコンとIHは一度に使えません。上のグラフで停電時の値とはっきり書かれているのはハンファだけなので、ほかは見積もりで確かめましょう
  • 小さい容量は割高: 同じ京セラでも、5.7kWhは1kWhあたり約24.6万円。17.1kWhの約14.0万円より1.7倍ほど高くなります
  • 実効容量: 書いてある容量を全部使えるわけではありません。京セラEnerezza Plus(16.5kWh)の初期実効容量は14.1kWhです

容量が小さいと単価が上がる(京セラ) ¥ 5.7kWh 24.6 11.4kWh 16.7 17.1kWh 14.0

ただし、単価が下がるからと使い切れない容量を買うと、結局は割高になります。

もうひとつの分かれ道が、全負荷型か特定負荷型か。全負荷型は停電中も家じゅうに給電できますが、システムが大がかりなぶん費用は上がりがちです。特定負荷型(リビングや冷蔵庫など、決めた場所だけ給電するタイプ)なら費用を抑えられます。

停電中に何を使いたい? エアコンや IHも? はい いいえ 全負荷型 特定負荷型で安く

設計士のソラ
設計士のソラ

停電のときに『何を動かしたいか』を家族で一度話しておくと、見積もりの比べ方がぐっと楽になりますよ。冷蔵庫と照明だけなら、選べる機種が広がります。

蓄電池の補助金は今も使える?国のDR補助金は受付終了

国のDR補助金(家庭用蓄電システム、令和7年度補正)は、2026年5月29日に申請額が予算に達し、公募を終えました。

制度 実施主体 金額の目安 条件 受付の状態(2026年11月5日確認)
DR補助金 環境共創イニシアチブ(SII) 公募は終了。金額は公式ページで確認 DRへの参加 2026年5月29日に予算上限で終了
みらいエコ住宅2026 国(住宅省エネ事業) 公式ページで確認 蓄電池単体では不可。窓などの断熱改修とセット 受付期間・予算の状況は公式ページで最新を確認
自治体の補助金 都道府県・市区町村 地域ごとに違う 年度・先着など地域ごと お住まいの自治体の公式ページで確認

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申請する人は制度ごとに違います。募集要項で「誰が申請するか」を確かめましょう。見積もりのときに「どの補助金を、誰が申請するか」まで書いてもらうと、話が早く進みます。

蓄電池を安く買うには?同じ条件で2〜3社に見積もりを頼む

安く買う近道は、同じ条件で2〜3社に見積もりを頼み、1kWhあたりの単価で比べることです。契約の手前までは、お金はかかりません。

見積もりから契約までの流れ 1 2 3 4 5 容量 何kWh? 停電時 何を動かす 見積り 2〜3社 比べる 1kWh単価 契約 ここまで0円

見積もりは、条件をそろえないと比べられません。各社に伝えるのは次の4つだけです。

  • 欲しい容量(例: 13kWh前後)
  • 停電中に動かしたい家電(エアコン、IH、冷蔵庫など)
  • 全負荷型か特定負荷型か
  • 「工事費込み・税込」の総額で出してほしいこと

届いた見積もりは、総額を容量で割って1kWhあたりにします。上の比較表の約12〜15万円と並べれば、高いのか安いのかがすぐ分かります。

この声のとおり、太陽光パネルと一緒に入れると総額はぐっと上がります。蓄電池だけの金額を分けて書いてもらうと、比べやすくなります。

設計士のソラ
設計士のソラ

見積もりに型番と保証年数が書いてあるかも見ておきましょう。総額だけの見積もりは、遠慮せず内訳をお願いして大丈夫ですよ。

よくある質問

Q. 蓄電池は1kWhあたりいくらなら安いと言えますか?

A. 工事費込みで15万〜22万円前後が目安です(EcoFlowの解説記事、2025年11月)。販売店の相場一覧では、13kWh以上の大容量機で約12〜15万円台が並んでいます。

Q. 容量が大きいほど1kWhあたりの価格は安くなりますか?

A. はい、相場の一覧では大きいほど下がります。ただ、使い切れない容量を買うと、そのぶんは使わないお金になります。

Q. 安い蓄電池は何が違うのですか?

A. 販売店の一覧で差が大きかったのは、出力の表記です。ハンファENERICHは停電時2.0kW、ファーウェイLUNA2000(21kWh)は10.5kWと書かれていますが、後者が停電時の値かどうかは一覧からは分かりません。保証年数は15年の機種が多く、大きな差はありませんでした。

Q. 蓄電池の国の補助金は今も申請できますか?

A. いいえ、国のDR補助金は2026年5月29日に公募を終えました。窓の断熱改修などとセットならみらいエコ住宅2026が使える場合があるので、受付期間は公式ページで確認してください。ほかはお住まいの自治体の制度を確認しましょう。

まとめ

  • 1kWhあたりの相場がいちばん安いのは、ハンファENERICH(19.8kWh)の約12.1万円です(2026年11月時点、販売店の相場から計算)。
  • 一覧の出力表記が大きいのはファーウェイLUNA2000(21kWh)の10.5kWですが、停電時の値は見積もりで確かめましょう。
  • 保証の長さを優先するなら、機器保証20年の長州産業スマートPVマルチです。
  • 定価と見積もり相場は大きく違うので、混ぜて比べないこと。
  • 国のDR補助金は2026年5月29日に終わったので、今は自治体の補助金を確認します。

まずは、停電中に動かしたい家電を家族で決める。そのメモを持って、2〜3社に同じ条件で見積もりを頼むところから始めましょう。

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